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ブランドについて

ジヌシ ジュンコさんとカトウ キョウコさんが雑誌、広告等のコスチュームやアクセサリーを共同で製作しはじめたことを機に、1991年、Coup de Champignonを設立して、1992年にANTIPAST（アンティパスト）をスタートさせました。

ANTIPAST（アンティパスト）とはイタリア語で「前菜」という意味で、ファッションのメインディッシュである洋服をより「素敵に着こなすための前菜であるファッション小物」を作るという思いから名づけられています。メインに重点を置かず小物のほうに視点を向けるとはなかなかユニークだと思います。また、「過去ではなく、未来に向かって」という意味も込められており、進化し続けるモノづくりが人気の秘密です。

２人は高校からの友人関係だったそうで、ジヌシ ジュンコさんは大手の靴下の会社で企画の仕事をし、カトウ キョウコさんは外部デザイナーとして関わっていたそうです。そんな２人が会社設立するきっかけとなった出来事が起こります。ジヌシ ジュンコさんが雑誌の仕事で友達の編集者に頼まれて「ものをつくる」という連載ページを担当することになり、その仕事をカトウ キョウコさんに手伝ってもらうようになりました。

この「ものをつくる」連載の為に２人は仕事の合間をぬって服や小物などを制作していきました。そして連載の１つとして「おしゃれなレッグウェアを作ろう」という話になります。もちろんファッションの主役は洋服がメインでソックスやストッキング、タイツなどの優先順位は低いものでした。そこで２人はソックスの制作に取り掛かります。

紳士用のソックスは、薄くて細かな柄が入っていることに気づいた２人は、そこに頼めば私たちが作りたいものが出来るかもと思って依頼をしましたが、頼まれた工場も最初は戸惑ったそうです。工場は主に紳士ものを制作していたので、レディースものの寸法の違いや、キレイ目な色を使用することに慣れていませんでした。縫製ではなくニットのリンキングという手法でソックス生地を縫製することで仕上がりが良くなり、またザインの幅も格段に広がってきました。 柄も細かいものができるようになり、使える色数も増えてきて「靴下って、面白いかも！」となったとのこと。様々な難題をクリアしていき「新しいレッグウェア」が誕生します。

1992年に2人は「自分たちの作っているものが世界でも通用するのか、試しに出してみよう」と考えてパリで開催されるファッション・アクセサリー（バッグ、靴、ベルト、レッグウェアといったもの）の展示会「 PARIS PREMIERE CLASS プルミエールクラス」に応募しました。結果見事に審査を通過して出店が決まります。ちなみにこの展示会にでたのは日本ではANTIPAST（アンティパスト）だけだったそうです。

そこでバイヤーたちやプレスから高い評価を受けて半年に1回行われる展示会に定期的に出す事になり世界中のショップやバイヤーたちとのコネクションが広がっていきました。その後2000年まで展示会に出展を続けています。

2005年からは、アクセサリー中心のANTIPASTに加えてウェアーを中心とし、アンティパストのテキスタイルを織物やプリントの生地に表現を広げた「＋ANTIPAST」を開始し、2007年 10月にはパリの展示会をTER ET BANTINE SHOWROOMに移転をしています。2013年AWシーズンからは、単独の展示会場にてコレクションを発表するなど積極的に活動をしています。2018年春夏シーズンより「＋ANTIPAST」ラインとの区別を廃止しANTIPAST（アンティパスト）として統一してコレクションを発表しています。

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ジヌシ ジュンコさんとカトウ キョウコさんの２人が作り出す繊細で優しいブランドのANTIPAST（アンティパスト）のお品物たちをフクフクでは次に必要とされる方へ橋渡しのお手伝いをさせていただきます。福岡市内を中心に出張買取。宅配買取は全国対応しております。まずはお品物をお手元にご用意のうえ、お気軽にお問合せ下さいませ。ひとつひとつ丁寧に査定をさせていただきます。