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HenryCuir

アンリークイール

HenryCuir(アンリークイール)について

元々スイスのプロサッカーリーグで活躍したHENRY BEGUELIN(エンリーベグリン)選手が革の魅力に気づいて、イタリアに移住し1970年に革職人として活動を始めます。ブランド自体の創業は1998年で、レザーバッグや靴、レザーアクセサリーから家具まで「メイドインイタリー」にこだわりで多くのアイテムを展開していきました。

創業者のHENRY BEGUELIN(エンリーベグリン)は1947年にスイスで誕生し、20歳になると地元スイスのプロサッカーチームの「ローザンスポルト」に入団しFWとして活躍しました。引退後に南スイスでボストンバックの修理をした際に革製品に興味をもった事が人生の分岐点となります。そこで譲り受けた小さな革の切れ端などから「フリンジベルト」を作ったのがきっかけとされています。こうしてセカンドキャリアとしてレザークラフトマンの道へと進む事を決意しました。元サッカー選手のキャリアをもつ革職人は、日本だと珍しい事ですが、サッカーが盛んなヨーロッパでは意外と普通の事かもしれませんね。

その後イタリアのエルバ島に工房を構え、その後自身の名前である「エンリー・ベグリン（HENRI BEGUELIN）」というブランドをオープンしますが、事業が拡大していくとパートナーとの確執により経営から退く事になります。そして1998年に新ブランドHenryCuir(アンリークイール)を立ち上げました。HENRY 自らデザインから製作までを行っていて、クオリティの高いレザーアイテムが次々と生み出されています。現在のブランドの活動状況は不明で、おそらく休止しているものだと思われます。

HenryCuir(アンリークイール)の歴史年表

・1998年に創立したイタリアの革小物ブランド。
・創立者はエンリー・ベグリン（Henri BEGUELIN）。
・エンリー・ベグリンは1947年、スイスのローザンヌに生まれる。
・スイスのプロサッカーリーグに所属していた。
・1969年、馬具職人と運命的な出会いを果たし、革職人として出発。
・1970年、イタリアのエルバ島に移住。
・1972年、エルバ島に「アンリー・クイール（HENRY CUIR）」という店舗兼工房をオープン。
・1985年、ミラノに初めて自身の名を冠した「エンリー・ベグリン（HENRI BEGUELIN）」という店舗をオープン。
・1997年、拡大化する会社とマネージメント・パートナーの物作りに対する哲学に疑問を抱き、経営から身を引く。
・1998年、新ブランド「アンリー・クイール（HENRY CUIR）」をスタート。
・ブランド名の由来は「エンリー（HENRY）」と「革（CUIR）」。
・同年、初のショップを東京・南青山にオープン。
・取扱会社は78年設立のフォーティファイブアールピーエムスタジオ株式会社（45rpm studio Co., Ltd.）。
・2000年、ミラノにショップをオープン。
・2002年、東京・青山の骨董通りにアンリー・クイール青山本店をオープン。

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