Sybilla
シビラ
Sybilla(シビラ)の買取価格の特徴は?
懐かしさと情熱にあふれるアースカラーと、芸術的感性で生み出されるユニークなフォルム。スペインの情熱を宿したカラーで独創的な世界を築くSybilla(シビラ)。
「Sybilla(シビラ)」は80年代後半に日本とスペインを中心に大ブレークを引き起こし、
その後も確実に顧客たちを魅了し続けているブランドです。
デイリーにも晴れの日にもぴったりのデザイン豊富なSybilla(シビラ)のお洋服たち。
カシミヤやシルクを使ったニットやコート、ワンピースなど、素材の良いものほど買取価格は高い傾向にあります。買取を検討している服がありましたら、クローゼットで虫食い被害が出る前に、売られてしまったほうがお得かもしれません。
スペインの芸術家とも呼ぶべきクリエーター、Sybilla/シビラ
スペインのクリエーター、Sybilla(シビラ)がデザインするブランド。
彼女の作品は、女性がそれを着たときにエレガントで繊細で、 美しいと感じることができる服作りを基本としています。
女性に本来備わっている、独特の美しいラインを損ねることなく、しかも動きやすく着心地の良い服を!という考えのもとに作られています。
さまざまな表情をもつSybilla(シビラ)の服は、着たときにひとりひとりの個性としっくりなじみ、最高の美しさを発揮するのです。
■Sybilla(シビラ) History
デザイナー:シビラ・ソロンド
1963年、ニューヨークにて、アルゼンチン人の父とポーランド人の母の間に生まれる。7歳の時、家族とともにマドリッドに移住。
1980年、17才でパリに渡り、2年間滞在。イブ・サン=ローランのもとで働く。
1983年10月、マドリッドで初めてのショーを開催。
1985年3月にはバルセロナのガウディフェアで第2回Winter Collectionを発表。これがプロとしての第一歩となる。
1986-87秋冬コレクションがプレス有名専門店など各方面から注目をあび、国際的名声を得る基盤となる。
同年、マドリッドに初めての店をオープン。写真家Javier VallhonratとグラフィックデザイナーJuan Gattiとのイメージキャンペーンを開始。
1987年に有名なGibo社と一緒に取り組み、ミラノでデビュー。
25歳の新人に向けられた賞賛と驚嘆の拍手は、ファッション界にゴルチエが登場したときの衝撃を思わせるものだったと言われています。
1989年、 スペインにて、シューズ・バッグの製造を開始。次いでイタリアでの製造によるニットウェア、1989-90秋冬コレクションを発表。
この夏、イトキン株式会社と日本向け婦人服プレタポルテの製造・販売契約を結ぶ。
1990年 4月、東京神宮室内競技場にて1990-91秋冬デビューコレクションを開催。
1991年、パリと東京にショップをオープン。
1993年、Jocomomola /ホコモモラ 発表。
1996年、ルイ・ヴィトンが100周年を祝い、定番のモノグラムプリントを 使ったバッグのデザインをクリエイター数名に依頼。
シビラにも依頼があり、シビラは「Shopping in the rain」というタイトルの、傘が中に組み込まれているリュックを作り出品。
1997年、イブニングドレスのラインであるSybilla Nocheを発表。
こちらのまるで素肌にアートペイントを施したかのようなセクシーなドレス。
これは第一子を妊娠した際に、真の女性になるということがどういうことか、ということを理解し始めたという時期の作品。
1998年、家庭用品と家具を展開するSybilla Casaを発表。
2002年、マドリッドのショップが全面リニューアル。
Sybilla Casaのスペース、服のオーダーサロンなど展開を広げます。
2004年、 シビラ20周年回顧展をマドリッドで開催。
2009年、 非営利団体“Fabrics for Freedom ”(FFF)を創設。
翌年に最初のプロジェクト“Esta bolsa tiene tela”を展開。
インドのエコロジーコットンを使用したシンプルなバッグの提携販売を行う。
2014年、 La Medalla de Oro al Mérito en las Bellas Artes 2013(2013年度芸術に対する功労金賞)を受賞。
この賞はスペインの芸術的・文化的なクリエイションの分野で
際立った功績のあった人々や団体、芸術や文化の発展・普及・促進に周知の業績を残し、芸術的な遺産の保存に貢献した人々や団体に与えられるもの。
2015年2月マドリッドの王宮にて、スペイン国王・王妃より授与される。
2015年、Premio Nacional de Diseño de Moda 2015(2015年度ナショナル・ファッション・デザイン・アワード)を受賞。
シビラの作品の感性・革新力、「広い意味でのアーティスト」としての
価値を評価される。
2016 年 9月、 マヨルカにショップをオープン。
■豊かな想像力から生まれるパワフルなSybilla(シビラ)のデザイン
1980年に大好きなスペインを離れ、パリのクチュールメゾンのアトリエで働き自分の腕を試してみることにしたSybilla(シビラ)。
だれもが憧れるイブサンローランの仕事につくことができましたが、
長くは続きませんでした。
シビラにとってパリは、あまりにも厳格でユーモアのセンスがない街に思えたそう。それに、柔軟性に欠けるファッションビジネス事態も
シビラが仕事で成し遂げたいこととは相いれないように感じられたといいます。
そこでシビラは自分の感性にもっとあった場所を見つけようとパリを離れ、マドリードに戻り友人や仲間のために高級婦人服を作るようになりました。
1983年にはコレクションでフルラインを手がけることを決意、その後は前述の通り、センセーショナルな成功を収めています。
シビラの服はクラシカルでもあり、パワフル。完璧なまでのカットとアースカラーの色調は、飾らない彼女の仕事のやり方にかなっていました。
1989年に日本の企業・イトキンとライセンス契約を結んで以降、
東京をはじめ日本国内はもちろんパリにもシビラショップをオープンし、ブランドとして大躍進を遂げるのです。
■Sybilla/シビラに魅了される女性たち
「乾燥した赤土色」や「くすんだオリーブ色」の色彩、
「刺しゅう」「レース」などの伝統的な手仕事の風合い。
一見しただけでスペインを思わせる、それがシビラの服です。
また、世界のトップデザイナーともなれば、1年中世界を飛び回って
お仕事をするイメージがありますが、シビラはそうではありませんでした。家庭を優先することを選んでいます。
「最近結婚して気がつきました。ファッションはある意味で狂気の世界です。
一度成功しても、半年ごとにその成功を塗りかえていかなければならない。
そのためには、一ヶ月に20回も飛行機に飛び乗らなきゃならない。
私には、仕事の栄光より、よい母であることのほうが大切に思えるの」
「小さいときに母を亡くすと、母の存在は、
子供の残りの生涯に生きていたとき以上に強いものとして残ります。
母親のエッセンス、力、理想が子供に深く浸透します。
少なくとも、私の場合はそうでした」
そんなシビラの考え方は、多くの女性の共感を呼ぶ半面、業界の企業は離れていくこともあったそうです。しかし、日本の企業イトキンはシビラを支え続けます。シビラは「日本の企業と仕事をするのが好き」と言います。「彼らがクリエーティブであることを尊重してくれるから」と。
■シビラの姉妹ブランドJocomomola de Sybilla/ホコモモラ デ シビラ
シビラには、普段のテイストを少し若者向けにしたと感じられる
姉妹ブランドがあります。Jocomomola de Sybilla/ホコモモラ デ シビラです。
1993年に生まれたJOCOMOMOLAは愉快でさらりと気軽に着こなしのできるコレクション。
陽気で快適でありながらセクシー。たくさんのプリント柄や色彩、ユーモアにあふれ、主に自然素材を使用。自由自在の組み合わせが楽しめます。
配慮の行き届いたパターンを元に作られた服は、いつでも人それぞれをより際立て、様々な体型や年齢、シチュエーションに対応。
質の良いベーシックなアイテムは、時を越えてその特徴を発揮してくれるでしょう。
JOCOMOMOLAはチームワークから生まれた、他の女の子をうらやましがらせる女の子のための服なのです。
1993年5月に新ブランド『ホコモモラ』が誕生。
1995年『ホコモモラ』ブランドでよりライフスタイルを表現すべく、
時計や帽子サングラスなどのファッション雑貨をリリース。
2000年スペインで作られたコレクションライン『ホコモモラ・コレクション』が発売され、スペイン国内で販売を開始。
2001年スペインマドリットに『ホコモモラ』のショップが初めて誕生する。
2004年マドリットコレクションに参加。スペインモーダを担う騎手として世界中から熱いまなざしが注がれた。
2018年ホコモモラ誕生25周年を迎え、マドリットから発信されるホコモモラの世界観は、世界中の女の子たちに愛され続けています。
■幅広い層から支持を得るシビラは年月が経っても買取OK
スペインの太陽と大地を感じさせるシビラのイマジネーション。
自然からのインスピレーションを得た、カラフルでナチュラルな色彩と
手作りのようなぬくもり、そしてモダンな感覚が融合した世界。
シビラの作品のコンセプトは、女性たちがそれを身に着けた時に、
エレガントで美しいと感じる事ができる物作りを基本としています。
女性に本来備わっている、独特の美しいラインを損ねることなく、
しかも動きやすく着心地の良い服を、という考えのもとに作られています。
その豊かな感性は、ライフスタイルを彩る様々なアイテムにも提案され、幅広い層からの支持を受けています。
安定したファンが多く、長年人気のブランドは、中古市場でも人気が高く、高価買取にもつながります。まだ数回着ただけで、また着る時まで大切にしまっておこう…は、服のためにもクローゼットのスペースのためにも良くありません!
ぜひ一度FUKUFUKUでシビラの話、してみませんか?
長年愛用してきたお洋服や靴やバッグたち。フクフクでは次に必要とされる方へ橋渡しのお手伝いをさせていただきます。
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