VIVIENNE TAM
ヴィヴィアンタム
ニューヨークをベースに活躍するファッション・デザイナーVIVIENNE TAM(ヴィヴィアンタム)は1981年にニューヨークへ渡り、1983年に初コレクションを発表しました。そして1990年に念願である自身のブランド「ヴィヴィアン タム」を設立しました。
VIVIENNE TAM(ヴィヴィアンタム)は中国の広東省に生誕し、その後は中国国内の香港に移動しました。幼少期からファッションに敏感で大学でデザインの勉強に励み、その後はアメリカのニューヨークに拠点を移す事となります。幼い頃に家族の新年で着用する洋服を自らデザインし、制作してという話には本当に驚かされてしまいます。
VIVIENNE TAM(ヴィヴィアンタム)の最大の魅力は何といっても「東西融合」にあるといっても過言ではありません。自身のルーツである東洋文化とニューヨーク生活でインスパイアされた西洋文化を見事にマッチさせる事に成功しました。一目みただけでもそのブランドがわかってしまうぐらいインパクトがあり、今なお世界中に熱狂的なファンが存在します。
どちらかというとメンズものよりレディースものが多く流通しているため、男性はこのブランドを知らない方もいらっしゃるかと思います。しかしこの強烈なデザインを一度体験すればほとんどの人が覚えてしまう事でしょう。
特に強烈なインパクトを残したのは「龍」を取り入れたデザインで、その他「仏陀」や「毛沢東」といったまさに東洋を彷彿されるデザインはファッション業界に多大なる衝撃を与えました。これは西洋文化で生まれ育った人間にはとても発想できないものだと思います。
色使いも独特で、オリエンタル溢れる赤色を好み、わりと派手な色合いが多いのも特徴のひとつです。またビーズはスパンコールなども使用し、見事なまでにアジアンテイストに仕上げる技術には本当に脱帽します。また素材は伸びるストレッチ素材を使用する事が多く、細目のシルエットでも楽に着用ができ、ボディラインが綺麗に出ますので「美しい大人の女性」を演出できます。
2001年より「VIVIENNE TAM RED DRAGON」というセカンドラインを発表し、今なお進化と止めることなく成長し続けています。現在では、ニューヨークのメトロポリタン美術館博物館、ロンドンのビクトリア&アルバート博物館、さらにアンディウォーホル博物館などに彼女のファッションは展示されほど歴史的価値のあるブランドにまで成長しました。
今後もファッション業界だけに留まらず、様々な分野と精力的にコラボレーションを行い、活躍の場をどんどん広げていく事でしょう。「東洋」と「西洋」、「トラディショナル」と「モダン」。一見、正反対に思えるものを絶妙に融合させるブランドは少なく、まさに唯一無二の存在といえると思います。
長年愛用してきたお洋服や靴やバッグたち。フクフクでは次に必要とされる方へ橋渡しのお手伝いをさせていただきます。
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