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GOYARD

ゴヤール

GOYARD(ゴヤール)について

1792年フランスでピエール・フランソワ・マルタンが「メゾン・マルタン」を創業しました。これが現在のGOYARD(ゴヤール)の前身となります。その高いデザイン性と品質の良さからセレブたちから高い評価を受けて、その後メゾンの従業員であった「ルイ・アンリ・モレル」に会社を継がせることになりました。そしてモレルの死後は、その弟子のひとりであった「フランソワ・ゴヤール」が後任となり、サントノレ通り233番地に「メゾン・ゴヤール」が誕生します。

1860年にはフランソワに息子エドモンドが誕生し、その息子のエドモンが父親の後を継ぎました。そして彼がブランドの革新を進める事になります。まずは代々伝わる筏作りの技術を活かして、耐久性、耐水性に優れたキャンバス地を開発することに成功、このキャンバス地をトランクカバーにしてみました。この「ゴヤールディン」とは麻と綿で作ったキャンパス素材にゴムでコーティングした素材で、現在でもこの製造工程というのは秘密になっていてまさに「門外不出」の技術です。

3つの杉綾を併記しYのイニシャルを形作っているモチーフを1892年にスタートさせます。これは樹木を意味するシンボルとして描かれていて、「ゴヤール家」と「人類の歴史」を表現しているといわれていて、これは現在でもゴヤールのトレードマークとなっています。エドモンドは積極的に事業を拡大していき、モンテカルロ、ニューヨーク、フィラデルフィアにブティックをオープンさせます。

そして1900年にパリ万博では銀メダル、1906年ミラノ国際博、1908年ロンドンの英仏博では金メダルを獲得、その後も万博で賞を受賞していきブランドの知名度は世界的に認知されるようになります。その証拠として英国王室、コナン・ドイル(シャーロックホームズの作家)、ロシア皇帝などが顧客リストに名を連ねるほどです。その他にもウィンザー公夫妻や、Coco Chanel（ココシャネル）、やcartier(カルティエ)、Karl Lagerfeld（カールラガーフェールド）などの有名セレブたちも愛用していたそうです。

多くの革新的な事を行っていたエドモンも息子であるロベールに後任を任せる時が来ました。1923年にエドモンが家業を引き継ぎ、ブランドの発展のために働きました。そして1925年パリの装飾芸術博で名誉賞授与し、さらに1931年にはトランクに収納できるという当時としては画期的で斬新な旅行用デスクの発明して特許を取得しました。残念ながら1979年にロベールは死去してしまいましたが息子フランソワ・エドモンが後任を務める事になります。

1998年には「ジャン・ミシェル・シニョール」がゴヤールを買収する発表があり、現在ではシニョール家の一族によってGOYARD(ゴヤール)は運営されています。これによりカラーバリエーションが増えて、売り上げも急激的に上がりました。現在ではバッグを中心にテーブルウェアやペット用品、筆記具なども展開しています。

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GOYARD(ゴヤール)の直営店も世界では限られていて、長い間秘密にされている「ゴヤールディン」の存在により神秘性は高まっていくばかりです。そんなGOYARD(ゴヤール)のバッグなどのアイテムを、フクフクでは次に必要とされる方へ橋渡しのお手伝いをさせていただきます。福岡市内を中心に出張買取。宅配買取は全国対応しております。まずはお品物をお手元にご用意のうえ、お気軽にお問合せ下さいませ。ひとつひとつ丁寧に査定をさせていただきます。