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HEUGN

ユーゲン

HEUGN(ユーゲン)について

小山雅人氏が設立したブランドHEUGN（ユーゲン）は「日本人の持つ“奥深くて、計り知れない美”を追求し、“伝統”と“いま”の狭間を探る」をコンセプトに誕生しました。2019年に誕生したブランドで、近年誕生したファッションブランドの中でもひと際目立つ存在で、洋服が大好きな20代～40代ぐらいの世代の人から注目を浴びています。

LENO(リノ)、COMOLI(コモリ)やYAECA(ヤエカ)、AURALEE(オーラリー)など好きな方はきっとこのブランドが好きになるかと思います。どのブランドも本当に魅力的で頭を悩ませてしまいます。

ブランド名の由来のユーゲンは「物事の趣が奥深く計り知れないこと」であう「幽玄」からとったものだそうです。ブランドの特徴としましてはシンプルなデザインの中に奥深さを感じられる。時代に関係なくずっと長く着れるものを作っています。

小山雅人氏はみんなも知っているであろう大手セレクトショップのUNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）に15年と長い間務めて、その経験が現在のモノづくりに役に立っていると思います。

独立のきっかけとは「クラシックなメンズスタイルを色濃く表現したモノづくりをしたい」と考えたそうで、小山氏のファッションに対する情熱が伺えます。また小山氏はアメリカのミリタリーアイテムやフランスのヴィンテージアイテム（1940年）から影響を受け、そのクラシックスタイルは多くの人に受け入れられています。

クラシックなデザインですが、決して古臭くなく、きちんと現代にマッチするようにデザインが考えられていて、故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る。まさに「温故知新」が絶妙なバランスで成立しています。

HEUGN（ユーゲン）の定番アイテム

「rob」

イタリアのファブリックメーカーの上質な生地を使用したバンドカラータイプのシャツで、1940年代のイギリス軍のシャツをベースにデザインされています。裾が広がることを想定して設計されたガセットデザインが人気の秘密です。非常に着回しがきくますとアイテムです。

「George」

こちらは1980年代のDCブームの頃に流行したデザインを採用して作られた２プリーツパンツで、シルエットは全体的にややゆったりとしています。こちらのパンツは正面で見たときと横で見たときの印象がまるで違うという風に言われます。正面はスッキリとしてスマートに見えますが、横からのアングルで見ると結構なワイドシルエットに見えます。この何とも言えない絶妙なバランスが多くの方を魅了しています。

ウエストの位置はゆや高く、いわゆる「ハイウエスト」で、タックインするだけでぐっとオシャレ度が増します。

「Albert」

1940年代に、フランス軍で使われていたミリタリーコートを参考にして作られたミドル丈のコートで、襟裏にはチンストラップ、ポケット周りには特徴的なステッチが施されています。また生地もこだわりがあり、創業150年の尾州の機屋が手がけるウールギャバジンや、イタリアのダブルクロスなどの上質な生地を使用するなど一切の妥協はありません。

シルエットは本当に綺麗で、太めのボトムスにも、細目のボトムスにも両方にマッチする懐の深さを持ち合わせている素晴らしいコートです。「大人の魅力」が詰まった逸品に間違いありません。

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