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KENZO

ケンゾー

KENZO(ケンゾー)について

KENZO(ケンゾー)は1970年にデザイナー高田賢三氏によって設立されたフランスのラグジュアリーブランドです。

タイガーやフラワーモチーフなどエキゾチックな民族衣装のようなものや、色彩豊かな華やかなデザインが特徴的で、様々に異なった素材や色彩、文化などをマッチングした世界観は、KENZO(ケンゾー)が好きな方なら一目見ただけで分かるかと思います。

順調にブランドは成長していきましたが、時代の変化により経営危機に陥ってしまいます。色々なディレクターの入れ替えがあり、そして2021年9月に文化服装学院の後輩にあたるNIGO氏がアーティスティックディレクターに就任し、大きな話題をびました。ちなみにNIGO氏はあの有名ブランドの「A BATHING APE」の創始者です。ファッションに疎い方も一度ぐらいAPEの名前を聞いた事やその印象的なロゴを見た事があるかもしれません。

今後、KENZO(ケンゾー)がどの様に進化していくのか全く予想がつきません。きっと我々の想像のはるか上を超えて、斬新で個性的な作品を生み出していく事でしょう。

KENZO

高田賢三氏とKENZOの歴史について

1939年2月27日に兵庫県の姫路に誕生した高田賢三氏は幼い頃からファッションに興味を抱いていました。それは姉が洋裁を習っていた為だといわれています。幼い頃からファッション雑誌を読んで過ごし、また外国への憧れがあったので大学は神戸市外国語大学に進学をしました。高校から大学への進学時期には漠然と「絵に関われる仕事ができれば素晴らしいなと」と思っていたそうです。

大学進学したもののファッションへの思いは高まる一方でした。その思いを抱える中ある日、東京の文化服装学院という服飾専門学校が生徒を募集している事を知り、そしてついに大学を辞めて文化服装学院へ入学する事となりました。この頃の文化服装学院の同期にはその後に世界的に有名になる逸材が揃っていて、「花の9期生」と呼ばれるようになったのは有名な話です。ちなみにコシノジュンコや金子功、松田光弘などが同期です。

文化服装学院卒業後、東京の三愛に就職し3年ほど働きましたがYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)氏などの出会いもあり、フランスへの思いが強くなります。そしてとうとう1965年、高田氏が24歳の頃にフランスへ渡ります。なお一緒に文化服装学院の同期の松田氏と共に船で渡仏しています。当時働いていた三愛には、半年間の休職願いを出していたそうです。

なぜ「飛行機」ではなくフランスへ「船」で行ったかというと、文化服装学院の先生が「どうせパリに行くなら絶対に船で行きなさい!船で行くと色んな事が見られるし、絶対にいい経験になります」とアドバイスをもらったからだそうです。その船旅で異国の文化に触れ、多様な文化を肌で感じられた事はその後に仕事に良い影響を与えたと語っています。

フランスに到着後、Louis Feraud (ルイ フェロー) 氏にデザイン画を見せて、熱心に売り込みにいっていたそうです。それは文化服学院の在学中にLouis Feraud (ルイ フェロー) 氏が来日した際に文化服学院の講堂でショーを開き、その服に衝撃を受けたそうです。それ以来すっかりファンになってしまったらしいです。

その後フランスで多くの経験を重ね「ジャングルジャップ」というショップをオープンし、1970年代前半からは自身のファーストネームを冠した「KENZO」というブランドを設立しました。そして雑誌ELLEの表紙に作品が載った事でパリコレクションでも注目され高い評価を受ける事となります。その当時のパリはオートクチュールが主流であった中、プレタポルテのファッションを発表し衝撃を与えました。

その後は順調にブランドの地位を高めていき高田賢三氏は世界でも有数なデザイナーとなります。日本法人の設立や日本武道館でファッションショーを行うなど精力的に活動していました。1986年に設立したKENZOのスポーツラインである「ケンゾージャングル」は現在でも人気のラインです。しかし時は流れ1990年代に入ると経営は苦しい状況になり、1993年にはLOUIS VUITTON(ルイ-ヴィトン)を中心とするフランスのLVMHグループに売却する事となります。

しばらくデザイナーとして携わっていましたが2000年春夏コレクションを最後にKENZOのデザイナーから身を引く事を決意し引退します。

コラボレーション企画について

また他ブランドとのコラボレーションを行っていて、世界的ファストファッションの「H&M」や大手ジーンズメーカーの「リーバイス」、「PALLADIUM」とのコラボスニーカーなどを発表しています。また「VANS×KENZO」のコラボスニーカーはとても華やかで足元をぐっとオシャレにしてくれます。

また2024年には「KENZO x アシックス」の初コラボレーションが実現し、大人気ランニングシューズの「GEL-KAYANO20」をベースにアーティスティック・ディレクターのNigoがデザインしたシューズは早くから大注目となっています。フクフクではこちらのシューズの高価買取を予定しております。もしお売りになる場合は当店へお電話下さい。丁寧に査定させていただきます。

KENZO(ケンゾー)をお売りになるなら

皆様が長年大切にされたKENZO(ケンゾー)のお洋服やバッグ、靴たち。フクフクでは次に必要とされる方へ橋渡しのお手伝いをさせていただきます。福岡市内を中心に出張買取。宅配買取は全国対応しております。まずはお品物をお手元にご用意のうえ、お気軽にお問合せ下さいませ。一つ一つ丁寧に査定させていただきます。

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