patagonia
パタゴニア
アウトドアの代表的ブランドであるpatagonia(パタゴニア)。
1957年にイヴォン・シュイナードがパタゴニアの前身となる会社、シュイナード・イクイップメントを創業しました。創業当時はロッククライミングのアイテムを中心に製造販売を行い、自宅で地道に制作活動に励んでいました。この地道で誠実なモノづくりの精神は現在でも受け継がれている印象を受けます。
イヴォン・シュイナードが制作したものは次第に評価を受け、その後トムフロストという航空技師と共に制作活動を広げていきました。
ロッククライミングの需要が高まるにつれて岩壁にはたくさんのピトンが岩壁に多くのダメージを与えていました。そのことを危惧し、これをきっかけに環境保護について考える様になります。こちらの「環境保護」という精神も現在のパタゴニアに継承されていることは言うまでもありません。
1970年代初期に衣料品部門のブランドを「パタゴニア(Patagonia)」と会社名を名付け、南米の地名で、はるか彼方の地図には載ってないような遠隔地というイメージがあり、どの国の言葉でも簡単に発音できる言葉であることから命名されました。
その後フリースの開発に着手を開始し、当時クライマーに愛用されていたウール素材の衣類は水に大変弱く、一度濡れてしまうと中々乾かないことが欠点でした。そこでアクリルのパイル生地の採用し、保温性はもちろんの事、同時に速乾性というクライマーにとっては非常に重宝される事となります。
そして1985年フリースの革命といっても過言ではない、シンチラ素材のフリースを開発しました。こちらのフリースは両面起毛の毛玉にならない事が大きな特徴です。これが現在のフリースの元となっています。
人気がでたのはこのシンチラ素材だけでなく、豊富なカラーバリエーションも人気の要因となったといわれています。当時は暗めのトーンのアイテムが多かったため、パタゴニアが売り出した明るいトーンのアイテムが登山家だけでなく一般人にも受け入れられた事がヒットした要因ではないでしょうか。
企業理念を象徴しているのではないかと思いますが、1990年代半ばにはコットン製のウェアアイテムのすべてをオーガニックコットンへ変更すると発表し、それは現在でも続けられています。やはり企業である以上利益は追及しなければならいと思いますが、自他より利他の精神が脈々と流れているのを感じます。環境第一、地球第一の考えがこのブランドの象徴であり、世界中多くの人から愛されている一番の理由だと思います。
パタゴニア(Patagonia )とは、アメリカの登山用品、サーフィン用品、アウトドア用品、軍用品、衣料品の製造販売を手掛けるメーカー、及びそのブランドです。パタゴニアは社を上げて環境保護活動に取り組み、製品の環境負荷を下げる取り組みだけでなく、社外にも働きかける各種の環境保護キャンペーンも精力的に行なっていて、環境保護活動に関心のある人はこのブランドを愛用している方も多くいるかと思います。
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