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FRED PERRY

フレッドペリー

FRED PERRY(フレッドペリー)について

FRED PERRY(フレッドペリー)は1952年にイギリス ストックポートで生まれ育ったテニスプレイヤーのフレデリック・ジョン・ペリー氏が作ったブランドです。彼の愛称はFRED PERRY（フレッド ペリー）でそれがブランド名となりました。創業者のペリー氏は1909年にイギリスで誕生し、卓球の選手として弱冠19歳でチャンピオンになった後にテニスの選手に転向しています。現在ではこの様な転身は考えられませんが運動神経が抜群なのがわかります。1933年には全米選手権で初めてシングルス優勝し、翌年の1934年にはイギリス人で初めてウインブルドン大会でシングルス優勝を成し遂げます。

その勢いはさらに加速し1935、1936年にも優勝して、なんと前人未到のウインブルドン3連覇を達成する偉業を成し遂げました。その後は4大大会のシングルス・タイトルを史上初めてすべて獲得しています。元々卓球選手だっという事を考えると信じられない成績を残しています。トレードマークである真っ白なポロシャツ＆白いパンツというエレガントなスタイルで国民的な人気選手だったそうです。現代ではこのような特殊でユニークな選手は存在することは考えられず、フレデリック・ジョン・ペリーという人物は実にマルチな才能を持った天才だといえます。

またFRED PERRY（フレッド ペリー）氏はファッションにも精通していて、そのオシャレな着こなしはテニスプレーヤーだけでなくファッションリーダーとしても注目を集めていました。そしてテニス引退後はアパレル関連の道に進むことになります。1940年代後半にFRED PERRY(フレッドペリー)の名前でスウェットバンドの開発をスタートさせます。

その品質は素晴らしく、機能性のあるスウェットバンドは多くのプレーヤーからの支持を得る事に成功しました。そして次にシャツの製造をスタートさせて、ウインブルドンから正式に許可をもらって「月桂樹のマーク」のトレードマークが誕生しました。この「月桂樹のマーク」は多くの人が見覚えがあるかと思います。そしてロンドンで「フレッドペリースポーツウェア社」を1952年に設立しました。

その後ブランドが販売するスウェットバンドやシャツは大人気となり、実に多くののテニスプレーヤーが愛用するほど定番化していきました。その人気はテニスプレーヤーだけでなく一般人までも着用するほど人気が高まります。そうしてファッションをしてスポーツウェアが認知されるようになります。1960年代に入るとイギリスのロンドンの「カーナビーストリート」から誕生した「モッズファッション」によりブランドとしての地位をさらに確立させています。そして1970年代に入りレザーパンツが街中に溢れていましたが、FRED PERRY(フレッドペリー)のシャツを着用するパンクバンドも多く現れます。

それは日本にも影響を及ぼし、1970年代に日本に上陸すると、1972年の「デビスカップ」では、日本代表チームの公式ユニフォームとして採用され、さらに1976年からは国際テニス大会として「フレッドペリージャパンオープン」を開催するなどワールドワイドに活躍していきました。定期的に流行していて1980年、1990年と幾度となくFRED PERRY(フレッドペリー)のポロシャツブームが起きています。若い世代の人はお父さんの洋服をチェックしてみて下さい。結構な確率でこのポロシャツを所有しているはずです。

また近年においては多くのアーティストとのコラボレーション企画を行っていてLAUREL（ローレル）やアーティストとのコラボレーションラインであるBlank Canvas（ブランク・キャンバス）などが存在します。またデザイナーのJessica Ogden Collaboration（ジェシカ・オグデン）がプロデュースするコラボレーションアイテムなどもあります。またPeter Jensen(ピーター イェンセン)とコラボ企画を行い話題となります。

2003年には日本の有名ブランドのCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)とのコラボ作品をフランスの「パリ・メンズコレクション」にて発表しています。また2007年には大阪、東京とモードからスポーツテイストのアイテムを取り揃えたコンセプトショップをオープンさせ日本市場にも積極的に力を入れていきます。また2008年に「au」が、創造的で新しいプロダクト＝ライフスタイルを提案していくプロジェクト「another work*s」に参加し。同年にはRAF SIMONS(ラフシモンズ)とのコラボ企画である「RAF SIMONS FRED PERRY Collaboration」をスタートさせ、さらには2010年にはストリートファッションで有名なSTUSSY(ステューシー)とのコラボコレクションを発表するなど積極的に他ブランドとコラボ企画を行っています。

このコラボレーションはどんどん加速していき、2010年はミュージシャンのAmy Winehouse（エイミー・ワインハウス）、翌2011年春夏シーズンよりRichard Nicoll(リチャード ニコル)がウィメンズのLAUREL WREATH（ローレルリース）のデザインを担当し、2013年秋冬よりAmy Molyneaux（エイミー・モリノー）にバトンタッチしています。

2016年にはフレッドペリー最大規模の旗艦店「フレッドペリーショップ東京」が東京の表参道にオープンし、同年にはMUVEIL(ミュベール)とのコラボによるカプセルコレクション「フレッドペリー×ミュベール」を発表します。さらに翌年の2017年からはYohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)のGround Yとのコラボレーションを発表しています。

フレッドペリーを運営する「ヒットユニオン」はLAVENHAM(ラベンハム)、Jackman(ジャックマン)、CA4LA(カシラ)、narifuri（ナリフリ）、などとても個性的なブランドも保有しています。

FRED PERRY(フレッドペリー)をお売りになるなら

現在ではトレードマークの「月桂樹」はあまりにも有名になり、誰しもが一度は見たことのあるブランドロゴではないでしょうか。タンスの奥を探してみると、昔はよく着ていたフレッドペリーが眠っているかもしれません。フクフクでは次にFRED PERRY(フレッドペリー)を必要とされる方へ橋渡しのお手伝いをさせていただきます。福岡市内を中心に出張買取。宅配買取は全国対応しております。まずはお品物をお手元にご用意のうえ、お気軽にお問合せ下さいませ。