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JUNYA WATANABE

ジュンヤワタナベ

ブランドの歴史について

世界中で高い評価を受けているブランドJUNYA WATANABE(ジュンヤワタナベ)ですが、その斬新なデザインはどのようにして生み出されているのか、ここでブランドと渡辺淳弥氏について紹介していきたいと思います。

渡辺淳弥が手がける日本のウィメンズファッションブランドで、メンズラインはJUNYA WATANABE MAN（ジュンヤワタナベマン）というブランド名で展開しています。1992年に渡辺淳弥氏が「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」のチーフ・デザイナーに就任し、東京コレクションにデビューしました。

デザイナーの渡辺淳弥(Junya Watanabe)は1961年に福島県に誕生して、その後の進路は1984年に文化服装学院デザイン科を卒業し、COMME des GARCONS(コムデギャルソン)に入社しました。そこでパタンナーとしてキャリアを積んでいき、1987年にはトリコ・コムデギャルソンのデザイナーに就任する事になります。

1992年に「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」のチーフデザイナーに就任し、東京コレクションに初めてのソロコレクションとしてデビューしています。これはCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)の一社員としての参加という異例の形でしたが、そのデザイン性と独創性は高い評価を受けています。翌年の1993年ににはフランスのパリ・プレタポルテコレクションにデビューするなど積極的に海外へのコレクションに参加していきました。

1995年度日本エディターズ・クラブのデザイナー賞を受賞し、さらに1999年、第17回毎日ファッション大賞で大賞を受賞するなど、どんどん知名度を上げていき、確固たる地位を築くことに成功しています。

初めてのメンズコレクションを2001年にフランスのパリで開催しました。この時は世界的ジーンズメーカーのLEVI’S（リーバイス）とのコラボレーションでデニム生地中心のものでした。2003年、レディスウェアライン「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベマンピンク(COMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN PINK)」のスタートさせますが、残念ながら2005年に終了しています。

その後次々と積極的に他ブランドとコラボレーション企画を行い世界的有名なダウンメーカーであるMONCLER(モンクレール)とコラボし「モンクレールジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」を発表しています。さらに2008年にはイギリスのシューズブランドであるTricker’s(トリッカーズ)やBARACUTA (バラクータ)とのコラボレーションをしています。

また2013年にはLOEWE(ロエベ)とともに「Loewe and JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS(ロエベアンドジュンヤワタナベ・コムデギャルソン)」を発表しています。

上記以外のブランドともコラボしていて、ダウンメーカーではDUVETICA(デュベティカ)や、アウトドアブランドの分野ではTHE NORTH FACE (ザノースフェイス)とコラボしています。またブランケットで有名なPendleton（ペンドルトン）、スポーツ分野ではChampion（チャンピオン）やLacoste（ラコステ）などとも協力していて、今後どのようなブランドとJUNYA WATANABE(ジュンヤワタナベ)がコラボしていくのか本当に楽しみです。

2022年春夏コレクションより、ブランド名の表記をジュンヤワタナベに変更し、それに伴ってジュンヤワタナベマン、アイジュンヤワタナベマンに変更しています。