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Dior Homme

ディオールオム

Dior Homme(ディオールオム)について

CHRISTIAN DIOR（クリスチャン-ディオール）メンズラインとして、2001-2002年秋冬のフランスのパリコレクションよりスタートしたDior Homme(ディオールオム)は、YVES SAINT LAURENT（イヴサンローラン）でデザイナーを担当していたHEDI SLIMANE(エディ・スリマン)がアーティスティックディレクターを担当しています。

HEDI SLIMANE(エディ・スリマン)は「男たちにもっと洗練され、もっと魅力的なものになって欲しい」と語りブラックカラーをベースにレザータキシード、細身のジャケットをメインにタイトなシルエットを提案しました。そして細身のデニム、スキニージーンズも高い人気を誇ります。今ではこのスタイルは定番となっています。

デザイナーであるHEDI SLIMANE(エディ・スリマン)は世界中でブランドの価値を高める事に成功し、2002年にCFDAにより「デザイナー・オブ・ジ・イヤー」に選出されています。

2004年には初のメンズウォッチである「シフルルージュ」を発表しています。このシフルルージュとはフランス語で「紋章と赤」という意味があるそうです。その後も時計に積極的に力を入れてZENITH （ゼニス）の「エル・プリメロ」を使用したモデルも発表されているなど注力しています。

ブランド価値を高めたHEDI SLIMANE(エディ・スリマン)は残念ながらアーティスティックディレクターを辞任してしまいますが、彼の残した功績は非常に大きいものでした。その後任には Kris Van Assche（クリス・ヴァン・アッシュ）が就任する発表がありました。このKRIS VAN ASSCHE（クリスヴァンアッシュ）ブランド設立当初にHEDI SLIMANE(エディ・スリマン)のアシスタントをしていて、自身のブランドの設立の2004年の9月までDior Homme(ディオールオム)に勤めていました。

2018年に長きに渡りクリエイティブディレクターを担当していたKRIS VAN ASSCHE（クリスヴァンアッシュ）が辞任する事になります。その後KRIS VAN ASSCHE（クリスヴァンアッシュ）はBerluti（ベルルッティ）のクリエイティブディレクターに就任しています。

そして後任にはKim Jones（キム・ジョーンズ）が任される事になりました。彼はLOUIS VUITTON（ルイヴィトン）を長年支えてきた凄い人物です。そして彼はAMBUSH（アンブッシュ）のYOONをジュエリーデザイナーに抜擢しています。同年の6月Kim Jones（キム・ジョーンズ）によって生まれ変わったDior Homme(ディオールオム)の初コレクションを発表しました。

翌年にはDior Homme(ディオールオム)のブランド名が変更となりレディースラインと共にDior（ディオール）として統一する発表がありました。