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ETRO

エトロ

本日は11月11日で「1」のぞろ目という事あり、世間では「ポッキーの日」やら言われていますが、その他にも「チーズの日」「うまい棒の日」、「ネイルの日」など実に50件も超えるそうです。自分の子供の頃は「ポッキーの日」なんてものは存在しなかったのですが、気づいた時にはすっかり定着していました。

棒状のものは「1」に見えるのでこれからも件数は増えていく気がします。これは無限に増えていくのでもう「111件」で打ち止めにするべきだ、と考えながら「今日は何の日」の一覧を見ていると本日は「サッカーの日」でもあります。「おや?」っと一瞬思いましたが、「サッカーの人数は11人だから確かにそうか~」と納得したフリをしてこの話題に持っていきたかっただけです。

「アビスパ福岡の皆様、ルヴァンカップ優勝おめでとうございます」

当店フクフクは福岡を中心に営業を行っておりますので、地元チームを応援しないなんて事はありえません。当日はTV観戦でしたが、後半のアディショナルタイムの8分間の記憶があまりありません。国立の現地組の人々たちは一体どうい気持ちで8分間を過ごしていたのでしょうか。試合展開からすると「守り切ってくれ」と全員願っていたと思います。本当に皆の気持ちが届いた素晴らしい勝利でした。そして浦和レッズの選手、サポーターの皆様もお疲れさまでした。今後ともお互い良い試合をしましょう。

この話をするとかな~り長くなってしまいますので、お洋服の話をしなければ、、、、と思いながらも頭の中はまだ優勝の余韻でいっぱいです。まだまだ語りたい気持ちで溢れてきます。しか~し博多の漢なら気持ちを見せて、しっかり切り替えて買取品の紹介を致します。

本日紹介させていただくお品物はETRO/エトロのスカートです。

ETRO

ペイズリー柄でお馴染みのETRO(エトロ)ですが、このオリエンタルな雰囲気が独特です。何よりこのブランドを知らない方に伝えたい事があります。それは忘れ去られようとしていたインド北部のカシミール地方に古くから伝わる、カシミールショールの紋様をペイズリーパターンとして甦らせたブランドなのです。

ETRO(エトロ)が存在しなければ、もしかしたらこの模様も滅びていたかもしれないと考えると胸が熱くなります。(ペイズリー教の人は足を向けて寝れません)そう考えるとこの世界には失われていく素晴らしい文化が多く存在しているのだと考えてしまいます。新しいものも積極的に取り入れながらも、我々は歴史や文化についてもって学ぶ必要があると考えさせられます。

ETRO

デザインは個性的でスカートの裏には異なる緑系のカラーがアクセントとなっています。この部分には「濃い緑」と「薄い緑」の2色を使用しているところも凄く良いと思います。1色だけですと全体的な柄の存在感に負けてしまいますので、このように2トーンにすることで力強さが出てきます。

ETRO

アップで見ても非常に丁寧な仕事をしていて、もともと創業者のGimmo Etro(ジェローラモ・エトロ)の実家は織物工場でしたのでクオリティの高さは間違いありません。

ETRO

表地の柄に目がいきがちですが、この裏地のパープルカラーにも是非とも注目下さい。スカート背面にはグリーン系を使用しているので、そのまま同じグリーン系の裏地でも良いかと思いますが、この上品なパープルカラーを使用する事でより東洋的で神秘的なイメージを与えてくれます。

私自身、昔からこの「紫色」は高貴なイメージがあり、紫色のお洋服を着ていらっしゃるご年配の方を見ると思わず圧倒されてしまいます。「私のような人間が近づいてはいけないのでは」と勝手に思ってしまいます。きっと聖徳太子が制定した『冠位十二階』の最高位に紫色が使用されいると学校で教わった影響でしょうか。こう私の様に思っている方は大勢いらっしゃるのではないかと推測します。

私も早く全身パープルコーデで街をブイブイいわせて歩けるように日々精進してまいります。(もしかしたら不審者と思われて職務質問されるかもしれませんが)

本日はETRO(エトロ)の紹介をさせていただきました。素晴らしいスカートをお売りいただきありがとうございます。

2023年 11月11日(土)

FENDI

フェンディ

本日の福岡の天気は晴れで、最近は連日お天気に恵まれています。前回のブログでも言いましたが10月に入って気温が下がり、そろそろ秋物のお洋服へと衣替えといった時期でしょうか。夏はどうしても「重ね着」などのファッションが難しく、「半袖のシャツ1枚でOK」という風になってしまいます。しかしこれから寒くはなりますが、オシャレのしがいがある秋冬が到来します。

本日はこれからの季節にピッタリのコートを紹介させていただきます。こちらのコートになります。

FENDI/フェンディ/のコート

FENDI

イタリアファッション界を引っ張るブランドであるFENDI(フェンディ)ですが、現在では多くの人が知っているブランドの一つですね。現在では多くのアパレル関連の製品を販売していますが創業当初は革製品をメインとしていました。生地自体は厚手でありますが中綿やダウンなどは入っておりませんので1月、2月は気候的に厳しいですが11月、12月、3月の3か月間に大活躍してくれるのではないかと思います。

FENDI

ロゴのデザインをみると結構古い感じで「MADE IN ITALY」ではなく「MADE IN ROMA」となっています。

また余談ですが10年ぐらい前にブランドロゴがリニューアルしていて、FENDIのロゴの下にブランドのルーツである「ROMA」の文字が加えられています。さらにこのリニューアルにあわせて紙袋や付属品なども新しく刷新されてイエローだったものが、イタリアのローマの歴史的な建物を感じられるもイレギュラーな濃淡のイエローに変更となっています。

FENDI

見て下さい。チャック部分に黄金に輝く「FFロゴ」が眩しくて目が開けれ、、、ない事もありません。また余談になりますが、この「FFロゴ」の誕生秘話は当時デザイナーを務めていたKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)が、フェンディ家の5人姉妹に「モダンなファーコレクションをつくってほしい」とオファーを受けた際に「ファー(Fur)をファン(Fun)にしたい」と考えました。そして、なんとその場で「ファンファーロゴ」を一瞬のひらめきによってデザインしたそうです。

この「一瞬の閃き」によって爆発的ヒットになるなんて、デザインした本人もビックリしたはずです。熟考する事も大事ですがデザイナーやミュージシャンなどのアーティストはこの瞬発力の方が大切なのかもしれませんね。私もこんなクリエイティブな才能があればと悲しくなってしまいます。(学生時代の美術の成績は悲惨なものでしたので…..)

FENDI

そしてトドメとなるのがこの裾部分です。

紛れもなく、疑いようもなく、どうみても「FENDI」です。なぜならぐるっと一周「FENDI」とアピールしています。

おそらく現代風にデザインするとこの部分は「FFロゴ」になると思いますが、これはこれでクラシカルなデザインが良い雰囲気ですね。色は落ち着いたブラウン系でどの年代の方が着用しても似合うカラーとなっています。状態は裾付近や裏地にダメージがございました。しかしまだまだ現役で活躍できる素晴らしいコートですので今回買取をさせていただきました。

フクフクでは古くなったり、傷があるブランド品でも買取対象となる場合があります。「20年以上前の洋服だからもう捨ててしまおう」や「ここに汚れがあるからどうせ売れないだろう」といったブランド品がございましたら、処分するまえにお気軽に当店へお問い合わせ下さいませ。

しばらく良いお天気が続きますので何処か景色の良いところへ遠出したい気分です。皆様もオシャレを楽しんで良い週末をお過ごしくださいませ。

2023年 10月13日(金)

BOTTEGA VENETA

ボッテガヴェネタ

皆様、10月に入ってだいぶ気温が下がってきて過ごしやすい時期になってきました。これから行楽シーズンとなり旅行やレジャーなどの計画を立てるのが楽しみになってきます。しかし最近は朝方が寒く体調を崩す方も多いかと思います。「旅行当日に風邪を引いた~」なんて事にならない様に体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。本日はそんな「行楽シーズン」&「体調管理」にピッタリなお品物を紹介させていただきます。

BOTTEGA VENETA/ボッテガヴェネタのコインケースです。

BOTTEGA VENETA

見て下さい、この吸い込まれる様な鮮やかなブルーを。

今回の買取品はきちんと「箱付き」ですので査定額アップとなります。ブランド品はやはり保証書や箱などをフルセットで保管しておいて方がリセールバリューが良いので、場所をとるかもしれませんが残しておく方がオススメです。(私はすぐに箱を捨ててしまいますが)でも大きなバッグの箱とかはスペースを結構とるので難しいですよね。

全体的に使用感があり、所々に擦れなどがございますが上質なレザーを使用していますのでまだまだ現役で活躍できるかと思います。さすが世界のボッテガです。やはり使用していると財布やバッグの角が擦れてしまうのは避けられませんが、定期的に革用クリームなどでメンテナンスをしておくと長持ちします。

財布はバッグや靴などと違って手に触れる機会が多いので「油分」が自然に補給されるので、「メンテナンス不要」という考えの方もいらっしゃるかと思いますが、しか~し、メンテナンスする事により愛着がわいてきます。まるで煮物をしている時に鍋が吹きこぼれるが如く、溢れだす煮汁の様に大好きが溢れてきます。

財布の内側ですが、こちらも使用感が多くございます。上記の画像はある程度メンテナンスした後ですが、メンテナンス前は小銭の黒い汚れが付いていました。この黒い汚れは「靴クリーナー」などで意外と汚れが落ちますので、革靴のメンテナンスをするついでに内側のメンテナンスもしてみては如何でしょうか。(結構楽しいです)

少しメンテナンスの方に話が寄り過ぎたのでボッテガの魅力を最後にお伝え致します。

ボッテガの魅力は2つあると思っていて、まず1つ目は「イントレチャート」という革を編み込みこんで作られる技法です。これにより立体感がでて独特なデザインとなります。

そして2つ目は「ロゴを前面に押し出さないシンプルで洗練されたデザイン」です。品質に絶対的な自信を持っていて、さらに「イントレチャート」によってブランドロゴを主張することなくボッテガのアイテムだとわかります。大きなブランドロゴが嫌らしく感じてしまう方にはピッタリのブランドだと思います。

今回は出張買取にてBOTTEGA VENETA/ボッテガヴェネタのアイテムを買取させていただきました。「上質な素材」、「高い技術力」、「唯一無二のデザイン」が詰まったコインケースをお売りいただき誠にありがとうございます。それでは本日はこれにて失礼致します。

2023年 10月7日(土)

DOLCE&GABBANA

ドルチェ&ガッバーナ

本日はとてもエレガントなお洋服を紹介させていただきます。一目見ただけでその存在感に圧倒されてしまい、私も恐る恐るこのブログを更新しています。石橋を叩くどころか、橋そのものを渡らない小心者である自分にとっては、今回は上手く伝える事が出来ないと思いますので予めご了承下さいませ。

こ、こちらになります。

DOLCE&GABBANA/ドルチェ&ガッバーナ

DOLCE&GABBANA

「この 紋所が 目に入らぬか!」

「ははぁ~」(一同腰砕け)

思わずそう叫びたくなるような?とても素敵なツイードジャケットです。高貴すぎてしっかり見る事ができず、横目でチラチラとチラ見する事が私には精一杯です。

少し心を落ち着けて続けていきますが、デザイン的には日常使いというよりも、パーティーなどの社交場やフォーマルな場所で活躍するジャケットですね。こんなジャケットを着ていったら瞬く間にスターの仲間入り間違いなしです。

DOLCE&GABBANA

カラーは定番のものですが、所々にDolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)らしさが満載です。まずは裾に注目していきます。画像のとおり細かいチェーンのような加工が施されていて、首元、腰回り、手首を一気にゴージャスにしてくれています。カラーリングが「シルバー」にしているのもとてもグッドです。ゴールドにするとやや主張が強すぎて全体的なバランスが崩れてしまいますが、絶妙な匙加減でデザインされています。ブランド的にはやや尖ったというか、なかなか独創的で攻めている印象を受けますが、最終的にはきちんと仕事をしていて見事だなと思いました。

DOLCE&GABBANA

そして首元には「D」と「G」のイニシャルが入ったボタンが首元をゴージャスに演出してくれます。こちらのボタンのイニシャル部分はゴールドにしていて、ワンポイントで少し目立つようなデザインとなっています。

DOLCE&GABBANA

こちらは少しひいた画像になりますが襟元が本当に素敵すぎて、自分には凝視することが出来ません。そして今回一番伝えたかったポイントはこちらになります。

DOLCE&GABBANA

さきほどからチラチラ見えてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このデニム生地を所々に使用しているところです。

カジュアルの代表取締役といっても過言ではないデニム素材を、このドレッシー要素が強いジャケットに大胆に使用しています。一見アンバランスではないかと思いますが、全体的に絶妙なバランスでまとめたデザイナーの方には感心させられます。ただこのデニム生地が色落ちした場合は、全体的にどうなってしまのかな?とふっと疑問が浮かびました。色落ちしにくい染料を使用しているかもしれませんし、もしかしたら色落ちによってこのジャケットの新たな表情が見えてくるのか?真相は闇のなかですが、素敵なジャケットには変わりありません。

また合わせるボトムスは何が良いのだろう?と考えこんでしまいます。

「ブラック」、「ホワイト」のスカートやパンツといった定番の組み合わせも良いですし、デニム生地が使用されているのでタイト目なジーンズもコーデとしては成り立つのか?素材はツイードが良いのでは?色々と組み合わせを考えるのは楽しくなりますが、終わりそうになにのでここらで強制終了とさせていただきます。

本日は緊張して上手く紹介できませんでしたが、これにて失礼致します。

それではまた次回お会いしましょう。(今月中にもう1、2回は更新したいです)

2023年 9月15日(金)

ANATOMICA

アナトミカ

皆様、夏バテしていませんか?このフクフクブログは久しぶりの更新となりますが気が付いたらもう8月に入っておりました。前回は6月28日という1ヵ月以上更新をしていなかった事にびっくりしています。沢山の理由(言い訳)がありますが、そんな事は気にせずに本日紹介させていただきますブランドはこちらになります。

ANATOMICA(アナトミカ)のレザーブーツ

ANATOMICA1

こちらはレディースシューズとなっていて、一目見ただけで惚れてしまうその「ぽってり」とした丸く可愛らしいフォルムは女性にピッタリです。こちらはALHAMBRA(アルハンブラ)というモデル名になっています。

これはカリフォルニアのALHAMBRA(アルハンブラ)という町が由来しているそうです。この靴のスタートは1970年代にピエールがNYのJACOBSON BROTHERS SHOE COMPANYというオーソペディックシューズの専門店でALDEN(オールデン)の Modified Lastと出会うと同時に、レディース用の美しいオーソペティックシューズ(医療用の矯正靴のようなもの)にも目を付けていて、それがこのALHAMBRA(アルハンブラ)の原型となっています。

またローカットモデルで着脱がハイカットの比べると楽ですので、食事会で店を出る時に1人置いて行かれるリスクも回避できます。ハイカットやロングブーツ(ヒモ)の方は終了する2.3分前を察知して、取り残されない様に早めに準備に取り掛かって下さい。

画像にある「cuir veritable」の文字はイタリア語で本革を意味し、品質の高いレザーを使用している事がわかります。またレザーソールは滑りやすいのでつま先にはしっかりと滑り止めの加工が施されているので、雨の日にも安心して履けるかと思います。個人的には素材が本革なので、雨の日の仕様は避けたほうが無難かと思います。もし濡れてしまいましたら素早く水気を取って下さい。ここで急ぐあまりドライヤーは使わないでください。急な熱や乾燥でレザーそのものが縮んだり、割れたりします。防水スプレーやオイルメンテナンスで大切に履いて下さい。

靴ひもは横に一直線になる「パラレル」という結び方をしています。靴ひもの結び方にも様々な種類があって「シングル」、「パラレル」、「オーバーラップ」、「アンダーラップ」など結び方がありますので気になる方はチェックしてみて、知らない友達へ自慢してみて下さい。個人的にはドレッシーな靴には「シングル」、「パラレル」でカジュアルな感じの靴には「オーバーラップ」、「アンダーラップ」をオススメします。これは個人の好みによりますので、どちらが正解とかではありません。

ちなみに私は所有している全ての靴を「オーバーラップ」で結んでいます。理由は「なんとなく」です。

ソールはウッドソールになっていて、白レザーとの相性は抜群です。「白色」と「木」の組み合わせは本当に優しく安心感が溢れています。この組み合わせで部屋をコーディネートしている方も多いのではないでしょうか。

コンディションはやや保管時の汚れなどはございますが、新品未使用に近い素晴らしいコンディションです。この素晴らしいANATOMICA(アナトミカ)のレザーブーツをお売りいただき誠にありがとうございます。これから本格的な暑さになってくるので、皆様、熱中症などにはくれぐれもお気をつけ下さい。そして夏を楽しんで下さいませ。

2023年 8月4日(金)

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